スプレッドが収益にもたらす影響を調査するつもりで開始した検証ですが、
あまりにも比較障害が大きいため、検証目的をすり替えた形になります。
最狭スプレッド国内MT4「FXTF」と海外人気NO.1のMT4「XM」
グリッドトレード(リピート系)でどちらが稼げるか?
という目的でフォワード検証を実施し、今回は第1回目(2017/04/28~2017/05/05)の実績報告です(先日の記事の焼き直しですあしからず)。
(集計が間違えていたので修正しました)
- | 原則0.3銭固定 口座:FXTF |
平均2.0銭変動 口座:XMマイクロ |
---|---|---|
期間獲得Pips | 420.7 Pips | 442.7 Pips |
利確回数 | 27 | 28 |
平均獲得Pips | 15.6 Pips | 15.8 Pips |
最大獲得Pips | 20.1 Pips | 23.0 Pips |
最小獲得Pips | 10.6 Pips | 14.2 Pips |
総評・所感
リピート系については当サイトで発信していますとおり、
スプレッドの広さは決済回数減という形で影響します。
そいういった観点であれば、
狭小スプレッド口座の方が利益確定回数が増えるはずが逆の結果が出ました。
トレード履歴を確認すると、5/5の市場クローズ前に差がついたもようです。
といのも、FXTFが原則0.3Pips固定と言われるスプレッドの配信時間外は、
XMの方がスプレッドが有利だからです。
FXTFのドル円スプレッドは原則0.3Pips固定、その配信率が99.69%です(公式引用)。
この表現だけみると最高の条件に見えますが、
実際は随分とかけ離れた数値として体感させられました。
まず、原則となる時間帯はAM09:00~翌日AM04:00 です。
つまり上記以外時間帯のスプレッドは0.3銭ではありません。
具体的な数値は3.0銭という10倍の開きです。
そして、原則の時間内に収まっていますが指標発表時は他口座より大きく広がります。
雇用統計前哨戦と言われるADP雇用統計のスプレッドは約1分間にわたって10Pipsに広がりました。
(雇用統計時はモニタリングしていないため不明です)
スプレッド面だけ評価すると、
FXTFの原則の時間内で指標などないときはFXTFが有利、
それ以外はXMの方が有利のようです。
よく動きやすいときにはXMの方が有利になってしまうので、
この状態がどう影響してくるか、今後も継続で見ていきたいと思います。
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