プロフィール(グリッドトレードEA開発経緯)

貧乏精神により選択した自作という道

私がグリッドトレードを始めた当時、FX業界(業者間)では熾烈な競争があり、
スプレッド狭小化や取引手数料0 が当たり前でした。

その頃グリッドトレードと言えば、マネースクウェア社のトラリピしか選択肢がなく、
当時の私にはトラリピのスプレッドや取引手数料は許容出来なかったのです。
(今ではそのコストメリットも理解できますし、他にも色々選べる良い時代になりましたね。)

そんな中、「MT4なら低コストでトラリピを再現出来る」という情報に容易く辿りつきます。
MT4でトラリピを再現するものはトラリピEAと呼称され、当時はたくさん販売されていました。

ですが、勝てるか疑心暗鬼だった私には数万円の費用負担は躊躇されるものだったのです。
なにせ3度も挫折してたくさんの損失を負ったのですから。

「広すぎるスプレッドと高い手数料が許せないからトラリピはヤダ→MT4なら解決」
「勝てるかどうかわからないものにビタ一文払いたくない→自分で作ればタダ」
というケチくさい精神によって、自ら開発するという選択肢を取ったのが切っ掛けです。

グリッドトレードシステムの開発

作成開始は2012年4月です。
EAの開発知識はゼロからのスタートでしたが幸い難しいプログラム言語ではなく、
サンプルコードも沢山あったのでコピペの嵐でなんとかなりましたそんなに苦労はしませんでした。

その後は自分の運用の中で
「あったらいいな」「こんな機能があったらどうか?」というアイデアはとにかく作ってみる

バックテスト(過去相場でシミレーション)してみる

成績がよければリアル口座で試してみる
というのをひたすら実施して、機能拡張を続けていきました。

現在は組み込まれていませんが、
・トレンド判定で売買方向や稼働・停止を自動制御する機能
・ボラティリティによるグリッド間隔を可変させる機能
・フィルター機能によりエントリーを制限する機能
なんかは当然作りました(グリッドトレード開発者は例外なく一度は作るのではないでしょうかw)

少し特殊なものでは、
・両建によるポジションバランスを取る機能
・数種類の通貨ペアと売買方向から最適なものを自動選択してグリッドトレードを仕掛ける機能
というものもチャレンジしました(挑戦するのはタダ)。

お金を増やすよりもEAをカスタマイズすることに熱中していたかもしれませんw
当然、ボツ機能もたくさんできましたし、使われなくなる機能もありました。

システムが難しくなるほどに運用中に設定を変更すると不都合な動きをするようになり、
運用変更したいと思った場面で溜息をつくようになります=3

グリッドトレードシステムの開発し直し

私はグリッドトレードであっても環境認識は必要だし、
それに合わせて設定変更をしないといけないという考えを持っていました。
(実運用の中で環境変化により多大な損失も被った経験から)

それなのに、設定変更が困難なシステムとなっていたのです。
「グリッドトレードは運用者の意思をダイレクトに遂行しかつ戦略変更にも対応できる柔軟性が最重要」
である・・・と強く思うようになったのです。

そしてその柔軟性を得るためにはトラップ型(指値・逆指値)より、
成行型のほうが優位であると考え、ゼロベースから作成しなおすことを決断しました。

折角作り直すのだから、「ブレないようにと決めたコンセプト」は次の通りです。
・あらゆるグリッドトレード戦略が取れること(制限を受けないこと)
・戦略変更は必ず発生すると想定し、それにシステムが追随できること
・自分自身がこの先ずっと使っていくこと(システムに寿命を持たせないこと)

そうして幾度の改修によって複雑になった進化を遂げたトラップ型グリッドトレードEAは
成行型グリッドトレードEAとして生まれ変わったのです。

グリッドトレードEA「千刻」の誕生

自身で運用するために作成したものに、いちいち名前なんか付けません。
当時のEAファイル名は「A」でした。
(並行で作っていた、ブレイクアウト手法のEAは「B」、トレンドの押し目を拾うスキャル手法のEAは「C」だった)

この「A」が出来上がったころには、通称トラリピEAは全て販売停止になっていて、
グリッドトレード型EAの勢いはありませんでした。
多機能でありながら柔軟性のあるグリッドトレードシステムの需要は多少はあるのでは?という考えと、トラリピEAの販売停止という背景が手伝って、グリッドトレードEAの販売を計画します。

販売するには名前が必要だ!・・・ということで名前を決めにかかります。
結局、販売の準備を進める数か月の間悩み続けました。

グリッドトレードの概念そのものを示す言葉
→相場を等間隔に「刻」んで、「たくさん」の利益を生み続ける

時間によって廃れることがない(また自分自身がずっと使い続けていくという意思)
→「長い」「刻(トキ)」
※「たくさんの」「長い」という量の概念に「千」を採用

このようにしてグリッドトレードEAに名をつけ「千刻」が誕生しました。

今後のグリッドトレードシステムの開発

すでにリリースしている千刻,盾刻については大きく変更するということはないと思っています。
ユーザー様から時折いただくご要望を取り込むといった程度に留まるかなと考えています。
というのも、テクニカルレスのグリッドトレードシステムとしては完成の域にあると考えているからです。

では、テクニカルロジック搭載についてはどうか?
グリッドトレードシステムにもテクニカル要素を取り入れるという考え自体は私はアリだと思っています。
テクニカルロジックを搭載することにより、含み損の軽減や利益の増大が図れるのなら望ましいことでしょう。

「運用者の感情に依存しない優位性のあるトレードが行える」というメリットがある反面、
逆に表現するとユーザーの意思をそのまま反映することが出来なくなります。
また、デメリットとしてテクニカルロジックは優位性に寿命があり、千刻のコンセプトには反します。

もしテクニカルロジックを搭載したグリッドトレードシステムを構築するなら、別EAとして開発することになります。
しかしながら、そのあたりは他に優れた開発者様が多数生み出しています。
それらよりスゴイのが作れる自信がないので、他開発者様に委ねることにしますw。


FX裁量トレードの挫折とグリッドトレードとの出会い
グリッドトレードEA開発経緯(本記事)
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